リアルはらぺこあおむしです。
葉を食べる!食べる!
ベランダの柑橘類の植木の葉にアゲハ蝶が卵を産みます。
もう5年目になりますが、毎年アゲハ蝶がやってきて、葉に卵を産み付け、その卵が孵り、幼虫が柑橘類の植木の葉を食べ、またアゲハ蝶になってどこかへ飛んでいきます。
不思議なことに、アゲハ蝶は同じベランダにあるオリーブの植木やトネリコの植木の葉には卵を産み付けません。
アゲハ蝶は何を基準に卵を産み付けるのか不思議でしたが、調べてみると驚きます。
うちのベランダの柑橘類の植木の葉に卵を産み付けるアゲハ蝶は、主にナミアゲハ蝶です。
ナミアゲハ蝶の幼虫は、みかん等の柑橘類の植物の葉を食べて成長するようです。
柑橘類以外の葉は食べないのです。
だから、卵から孵った幼虫がすぐ餌にありつけるように、みかん等の柑橘類の植物の葉に卵を産み付けます。
では、ナミアゲハ蝶はどうやって柑橘類の植物を探すのかというと、アゲハ蝶の目、複眼でそれらしい植物を探し出します。
そして、近づいてその葉が柑橘類の葉か触覚で匂いを嗅ぎ確認します。
驚いたのは、アゲハ蝶は足に生えている感覚毛で、幼虫がその葉を食べられるかどうか判断しているということです。
最終的に産卵場所を足で探っているとは、アゲハ蝶すごい機能を持ってます!